トランプ関税云々とかなんだかんだ色々あり、世の中の変化のスピード無駄に速いなぁ…って感じですね。6月末時点の個人的な印象だけ記録しておきます。(何か推奨するものではないです)
全体的な印象
イベント発生で急に株式市況悪化は全然ある
なんだかんだ株式市場暴落みたいな流れは起きていないのですが、トランプ関税でドン!と下がったり、地政学的な影響が激しいので、市況の先はあまり読めません。
というか、波を作ろうと思ったらいくらでも作れる状況になってしまっているのが結構おひどいですよね。2024年までは良くも悪くもぬるま湯でしたねー。
一方で、全体的な景況感は悪くない。
ただ、特に日本なんか顕著ですが、全体的な景況感は多分悪くありません。
トランプ関税の影響で自動車業界なんかは若干雲行きが怪しかったりしますが、それ以外の業界は全体的に値上げしてしっかりと利益を確保できる空気が醸成されているところもあり、供給が大幅に需要を上回っているような業界(化学とか…)を除くと、プライム上場やスタンダード上場している会社は利益を確保しやすいのではないか、という印象があります。
その点、地政学的なリスクはあるものの、株式を減らしてリスクを取らない方向には行きづらいな…という感触があります。
各商品領域の選好
国内株式・海外株式
全体的な景況感自体は悪くないので、引続き株式を購入するには良い土壌ではあると思います。というか、インフレ進行なども考えると、現金で置いておく選択肢が良い選択肢には中々なりえないので、大部分を株式で持っておく、というのが一番丸い選択肢にどうしてもなってしまいますね。
特に国内株式は、各社が資本政策などを気にしているところもあり、引続き好循環が続きそうな印象です。私は個別株が出来ないので、Topixなどでまるっと大企業を購入していく方向で対応していますが、個別株が出来るのであれば、日本で引続き必須になるような事業を行っている支配的な企業に投資しておくのは全然悪くない気がしますね…。
一定の目線ごとに買い足しを検討するのはよさそうな印象です。
海外株式はもともと割高水準の度合いが高いので、頑張って買い足しに行く感じでもないのですが、一方で持ってないとイマイチみたいなところも多分にあるので、引続き積立を続けて解約はしない、みたいな方針ですかね。
債券
債券なぁー…という感じなのですが、米国は利上げするということもないと思うので、引続き米国債券なんかは多少触っても問題ないような気はします。
一方で、個人で飲めるリスクの度合いを考えると、わざわざ外国債券のリスクリターンを組み入れる必要性もなさそうな気もしますし、買ってもあまり楽しくはないんですよねぇ…。
一応、安全資産側のものとして持ってはいるものの、増やすイメージはねぇなぁ…という感じです。インフレ耐性がないからなぁ。
REIT
J-REITはこれだけインフレ懸念と急な株価暴落イベントがある状況だと、選択肢に入る資産クラスな印象はあります。
だいたい、株式が下がるタイミングで上がり、株式が上がるタイミングで下がるのですが、そもそも東京の不動産や流通施設の価値上昇、賃料増加などもあり、J-REIT自体にかなり追い風が吹いています。
株式主体のポートフォリオであれば、株式市況が好調なタイミングでとりあえず組み込んでおくのは悪くなさげです。
全体
結局、下がりはするものの、そもそもインフレ傾向もあり、現金より株式や現物資産の方が強いみたいな状況は相変わらず続いているので、高値圏感はありつつも、現金にはそんなに置いていられない…というのが引き続き継続しそうな感じです。
国内株式多めで海外株式は積み立て分をホールド、下がっても気にしない…ぐらいの体勢が続けられるようにしていくかーって感じですね。
J-REITは上がったら売却して、国内株式が下がったタイミングで買い足していく、とかそんなのがいいのかなーと思っております。