teke teke my life 投資・クレカ・節制編

資産形成・生活コスト低減にかかわる記事置き場です。

ふるさとチョイスからさとふるに切り替えてみたけど、ふるさとチョイスのほうがいいかもな(ふるさと納税)

今年も半分ぐらい過ぎたので少しずつふるさと納税というタスクをこなしています。

今年は三井住友カードプラチナプリファードに切り替えたのもあって、ふるさとチョイスからさとふるに利用サイトを変更してみたりしています。

プラチナプリファードの場合、さとふるだと+4%ポイントが付くんですよねー。
ただ、意外と品質違うなーという印象で戻そうか迷ってます。

ふるさとチョイスとさとふるの差の印象

ふるさとチョイスの方が質は良い

両方利用しての印象ですが、さとふるよりもふるさとチョイスの方がHPも含めて全体的に質が良いですね。
検索機能もそうですし、自治体の網羅性などもそうし、マイページの情報もそうです。

加えて、ふるさとチョイスの場合、ふるさと納税の「ふるさと支援」みたいな文脈をちゃんと理解した作りになっており、網羅性も高いです。

例えば県で絞るとふるさとチョイスの取り扱い自治体に限らずリスト化されている上、その下には市区町村が地図上に区分された状態で表示され、選択できます。

県から入ると、ちゃんと行政区分マップが出るのは個人的に好き。
建前を理解している感強い。

一方、さとふるの場合は、網羅性はなく、県を選択すると場所もよくわからないまま、さとふるで取り扱いしている自治体のみがリストで表示される形です。
完全にECサイトの文脈からのアプローチになっている印象ですね。

まあ、実質的にふるさと納税はショッピングモール化しているので、いまさら前提にどこまでこだわる必要が…という話はあるのですが、ふるさとチョイスの方が若干好感は持てます。

(尚、ふるさと納税サイトでいうと、ANAのふるさと納税とかJRのふるさと納税とかはふるさと納税の観光振興みたいな観点でいえば、親和性が高いので大義名分上アリかなーという印象はあったりします。)

さとふるの方がポイント還元が良い

一方で、ふるさとチョイスと比較すると、さとふるの方が全体的にポイント還元率が高いですね。

決済業者との提携もそうですし、単独でのポイント還元も大き目です。

プラチナプリファード特典と併用不能だが、大き目の還元もあったりする(14%の対象はかなり限定的だけど…)

ふるさとチョイスの方が自治体への手数料が安いとかいう話もきくので、多めに取った手数料を還元している感じなんでしょうか。
あとは、政策的に大手を追いかけているので高いとかもあるんでしょうね。

よく楽天が一番オトク!と言われますが、楽天は楽天で囲い込みのメリットというふるさと納税の外側で顧客から収益を得られるので、また別の文脈なんでしょうね。
楽天を利用しないと決めている人からするとあまり関係ない話ではありますが。

ふるさとチョイスからさとふるに移行して少し困ること

天童市とか一部の自治体がさとふる上にない

一番困るのは自治体の網羅性がないところですね。

一部の自治体がさとふる上での取り扱いを行っていない関係で、ふるさとチョイスでできていたことが出来なくなりました。
いや、正直ほぼ影響ないのかな、と思ってたんだけど、意外とありましたね。体感、ふるさとチョイスで利用していた自治体の1/5程度はさとふる上にない印象です。

加えて自治体が登録されていても、農協直納系がなかったり、思ったよりもふるさとチョイスを選好している自治体多かったんやな…みたいなのは思います。
まあ、複数のポータルサイトとやり取りしたくないよな。

都道府県単位でみると、下部に取扱い外の自治体がリスト化されている。主要な市が外れていたり。

ふるさと納税、いびつな制度なのはいびつな制度ではあるものの、なんだかんだ旅行とかでよくお世話になる自治体とか、まともそうな事業者に可能な限りふるさと納税するかーみたいな気持ちはあります。
その点、そもそも金を落とす先の選択肢が絞られるのは結構困るなぁ…という感じですね。

さとふるからふるさとチョイスに戻す、あるいは一部ふるさとチョイスを併用するとすると、理由はこの辺になりそうです。

検索機能が弱い

あとは、さとふるの検索機能が純粋に弱いのはイマイチですね。
ふるさとチョイスは配送の到着タイミングとかを絞って検索したりできるのですが、さとふるは基本的なものはあるのですが、比較するとやっぱ弱めです。

そんなに配送タイミングを気にするわけでもないのですが、一定程度の金額の納税をしようとすると、どうしても定期便で打線を組む感じになったり、フルーツの時期を分散させながら届くようにしたり…みたいな感じになってきます。
配送タイミングで対象が絞れる奴があったほうがやはり嬉しい…。

どっちも寄付金の一括管理はできる

尚、さとふるもふるさとチョイスも、同一ポータルサイトで寄付したものは一括で寄付証明書を出力できます。

なので、1万円ずつ×n回など、分散させて寄付をする場合の大変さは同じです。まあ、そこは利便性の一丁目一番地なので当たり前ですかね。

さとふるからふるさとチョイスに戻そうかなー

で、とりあえず足元では「さとふる」を使ってみているのですが 、品質的に微妙なところが出てくると戻そうかなーと思っちゃうとこありますね。

もともと「ふるさとチョイスが一番まともな会社っぽいんだよなー」という感覚がある中で金銭的実利に目がくらんでの切り替えだったのもありますし。

まあ、今年は「さとふる」でもう一部寄付しちゃったので、併用になっちゃうかもしれませんが、来年からはまた戻すかもなぁ…。

しかし、ふるさと納税とかいう高額納税者に還元しつつ、都心の区からお金を没収するシステム、いつ終わるんでしょうね。

やはりいびつな仕組みだとは思うので、事業者からは反対意見は出るでしょうけど、そろそろ終わらせていい気はしますね。
もちろん、ぼく個人にとってはとってもありがたいんですけど…。